とり ときどき ヒコーキ

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カテゴリ:むし( 6 )


2010年 08月 15日

精霊蜻蛉

お盆ってことで精霊蜻蛉でも・・・(^^;)

和名はウスバキトンボ。
毎年、世代交代を繰り返しながら北へ分布を広げる、「渡りをするトンボ」として有名です。本州中部では、盛夏の頃には個体数が多くなりよく目につくようになります。その名の通り華奢な身体と薄くて広い翅、独特のふわふわした飛び方が連想させるのか、お盆の頃にたくさんのウスバキトンボが目につくせいなのか、ご先祖様の霊がトンボになって帰ってくる、あるいはトンボに乗って帰ってくるとして、精霊蜻蛉(しょうりょうとんぼ)と呼ぶ地方もあるようです。

高いところを風に乗ってふわふわ飛んでいるトンボ、というイメージでしたが、今日は休耕田の上でなわばりを張っているウスバキトンボを見つけました。
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風のない暑い日でしたが、このウスバキトンボはビシッとホバリングを決め、時折他の個体が近付くと猛然と追い払います。いつもふわふわのんびりというイメージでしたが、なわばりを持つと変わるもんですね。
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写真を撮ってみると、4枚の翅が独立して動いているのがよく分かります。トンボの機動性は、この翅の動きにヒミツがあるそうです。
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他の個体を追尾しているシーンはあまりに早すぎて追うことすらできず(汗) 一瞬にして視界から消えたように見えます(・・;)

頭かい~の・・・
(頭っていうより、目か!?)
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まぁ本日は、そろそろ渡りが始まっているというジシギ類を探しに行ったワケですが、節穴さんな私の目には全く見つけることができず・・・トンボ撮りと相成りました(^^;)
この夏はジシギ類の識別にチャレンジしてみようと思ったんですが、識別より先に見つけるスキルを上げないとダメみたいですね・・・。
シギチの方はまた機会があったらご紹介します(^^;)
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by spica_eagle | 2010-08-15 16:26 | むし
2010年 06月 06日

ジンガサハムシ

日頃むしの事でお世話になっているTさんに、虫採りに連れて行っていただきました。

本日の獲物はコレ!
ジンガサハムシ
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体長7mm程度の小さな昆虫ですが、特徴的な平べったい体に金色の輝きがあり、とてもキレイです。
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陽の光の下で見るといっそう強く輝きます。ススキの上をキラキラと輝きながら飛ぶ姿は、思わずドキリとしてしまうほど。前胸背も鞘翅(前翅)も幅広くせり出していて、丸い笠を伏せたような形をしていることから「陣笠」の名前がついています。
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せり出した部分は透明なので、下の体が透けて見えます。当然、影も透明で、葉の上に不思議な模様を落とします。
たいして広くもないススキの群落に数匹がみられましたが、彼らの食草はススキではなく、根元にからみついていたヒルガオだそうです。

陽当たりのいいススキ原から雑木林に入ると、林床のアザミに違うジンガサハムシがくっついていました。
イチモンジカメノコハムシ
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よく似ていますが、こちらは約9mmとちょっと大きく、ゴツゴツした印象です。
アザミの葉で見つけましたが、付近には小さなムラサキシキブの株がありました。本来の食草はこちらのようです。
どちらもカメノコハムシの仲間ですが、名前の「陣笠」と「亀の子」の使い分け方はイマイチ法則性が感じられません(^^;

ついでにTさんにオオルリハムシの棲む池に連れて行って頂きました。
オオルリハムシ
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初めて見たけどでっかいですね~(@_@;)
ここの個体は青味の強いものが多いそうです。
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こちらは茶系の個体。印象が全然違います。

久しぶりにマクロレンズを出して虫を激写しましたw
私たちの暮らしのすぐそばにありながらほとんど存在にすら気付かれない、取るに足らない雑虫類の世界も面白いです♪
最後のオマケはクロハナムグリ。
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by spica_eagle | 2010-06-06 19:16 | むし
2010年 05月 09日

ギフチョウ

先日はヒメギフチョウ見に行ってきたので、今回は地元のギフチョウを。
やっぱり地元は大事にしないといけません(^^;)

今年は雪が多く雪消えが遅かったので、GW中はちょっと早いかな、という印象でしたが、ようやく雪も消えカタクリも花盛りでした。
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到着早々、ギフチョウが飛ぶ姿もチラホラ。なかなか止まってくれないので飛翔写真にチャレンジ!
・・・したけど止まったのはコレ1枚(^^;)
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しばらく行くと、地面でもがいているギフチョウ発見。
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近付いてみると、2頭がもみ合っています。どうやら♂が♀に交尾を迫っている模様。
かなり近付いてみましたが、2頭ともそれどころではないようです。
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かなり激しく取っ組み合い、地面を転げ回っています。
あ~あ、せっかくのきれいな翅がボロボロになっちゃう・・・。
実際、♂の方は後翅が半分ほどにちぎれたボロ個体。♀はまだ結構きれいな個体だったけど、ちらりと見えた腹にはすでに交尾栓があったような・・・?
この♂の明日はどっちだ!?

枯れ草の上でひなたぼっこするギフチョウ。一見派手なだんだら模様も、春の枯野の中では見事な保護色。
この日は気温が上がってチョウたちが活発に飛び回り、なかなかシャッターチャンスがなかったんですが、ようやく近くに止まってくれました。
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何となくギフチョウ撮影は毎年行っているけれど、それはなかなか満足行く写真が撮れてないからだったりします。今年はようやくカタクリで吸密するいいシーンが撮れました。
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例年ギフチョウの発生最盛期にはカタクリは終わりかけという感じで、なかなかきれいな状態の花で吸密するシーンって撮れなかったんですが、今年は雪解けが遅かったせいかギフチョウとカタクリの最盛期がうまくリンクしました。
ふと、これが本来の姿で、近年雪が減って花期と発生時期がずれてきているのでは・・・?と不安がよぎりましたが、確証はないです(^^;)



生命を終えたギフチョウの後翅が、枯野に1枚風に揺れていました。
天寿を全うしたのでしょうか。鳥に襲われたのでしょうか。
この個体は無事来年に生命をつなぐことができたでしょうか。
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彼らの営みが、未来永劫続くことを祈って。
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by spica_eagle | 2010-05-09 20:39 | むし
2010年 05月 02日

スプリング・エフェメラル

春の女神、ヒメギフチョウを見に行ったときに撮れた、スプリングエフェメラルこと春を告げる花々。
スプリングエフェメラルとは「春の儚い命」といった意味合いで、広葉樹林の林床で、広葉樹の葉が茂るまでの短い間に芽を出し花を付け結実し枯れてしまう、春植物の総称です。特に雪国では、雪解けの後一気に林床を花で埋め尽くす様は、雪国の春の喜びや輝きを演出する欠かせない存在です。

スプリングエフェメラルの代表格、カタクリ。
カタクリも日当たりの良いところだけ群落になっていて、大半はまだつぼみ~芽が出たばかりという状態。
新潟の平地ではとっくに終わったというのに、やはり積雪が多かったことが影響しているんでしょう。
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ハルリンドウ
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株が数センチ程度の小さな草花ですが、花はしっかりリンドウの形をしています。
枯れ草にまぎれてひっそりと咲く花は奥ゆかしいですね。

アズマイチゲ
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キクザキイチゲに似ていますが、葉の形が違います。キクザキイチゲは青や白のタイプがありますが、アズマイチゲは白いのしか見ませんでした。

フクジュソウ
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こんなの庭先に植えてあるのしか見たことなかったけど、ここには大群落がありました。ビックリ。
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バイカモ
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林内の小さな川の流れの中にバイカモが生えてました。梅に似た花を付けるので、梅花藻。
花を付ける以上、「藻」ではなくて「水草」ですね(^^;

お馴染み、ミズバショウ
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そしてミズバショウと近縁のザゼンソウ
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ザゼンソウなんて見たことなかったので、ミズバショウの色違い?くらいの認識しかなかったんですが・・・(^^;
実物を見てみると全然別物です。ザゼンソウの仏炎包は肉厚で、花序をしっかり包んでいます。自ら発熱し、雪が残るうちから開花するそうですから、この仏炎包で熱が逃げないように守っているのかもしれません。
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このザゼンソウ群落、国道沿いの「座禅草祭り」ののぼりに誘われて見に行ったんですが・・・
祭りとは名ばかりで、ただ自生地にのぼりが立っているだけというシロモノでした。GWだというのに売店はおろか自販機もなく、当然主催者側の人間もいない・・・。まぁ何でもかんでもイベントに仕立てて変に飾るよりマシかもしれませんが、いろいろな「祭り」があるもんだと感心して帰ってきました(^^;
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by spica_eagle | 2010-05-02 23:43 | むし
2010年 05月 02日

ヒメギフチョウ

写真仲間の先輩に、ヒメギフチョウ撮りに連れてってもらいました。
新潟はほぼギフチョウ域なので、ヒメギフチョウはめったに見られません。今回はお隣の長野県まで足を伸ばすことにしました。

この産地はギフチョウとヒメギフチョウの混生地らしいのですが、個体数はヒメギフチョウの方が多いんだそう。いずれも自治体指定の天然記念物として、大切に保護されているそうです。
今年は雪が多かったせいか、訪れたときにはまだ日陰に雪が残り、カタクリもショウジョウバカマもほとんど咲いていない状態。ちょっと早かったかな~、と思いましたが、気温が上がってきたらわずかではありますがヒメギフチョウが舞う姿も見られました。

まずはひなたぼっこ。
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ギフチョウに比べて小振りで、ちょっと黄色味が強く感じました。
後翅の斑も橙色ではなく黄色っぽいです。

タチツボスミレ?で吸蜜。
なにしろまだ花が少なくて、なかなか止まってくれません。
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保護地域なので採集する人間はいませんが、チョウが1頭飛ぶだけで数人がぞろぞろとあとをついていく様はちょっと異様な光景・・・。なにしろ普段虫撮ってて同業者に会うことなんてめったにないですから。
なんかちょっと違うんだよな~、とは思いつつ、有名な産地なのにまだ個体数が少なく、連休で(自分も含め)遠くからも人が集まってることを思うと仕方ないのかなぁ・・・。
しかし、中には走ってチョウを追い回してる人たちもいたけど、足下でつぼみをつけているカタクリや新芽を伸ばし始めたウスバサイシン(ヒメギフチョウの食草)に気付いていただろうか。チョウの保護って個体(成虫)を採取しないってことだけじゃないと思うんだけど。

人が増えてきたこともあり、ちょっと離れたカタクリの近くでヒメギフチョウを待ちつつシータテハなどを撮ってまったり。しばらくするとヒメギフチョウは近くの一番綺麗なカタクリの花に止まって吸蜜を始めました。ぞろぞろあとをついてきた人たちが群がりましたが、カタクリの前に座っていた私は特等席で撮影できました。
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チャンスは多くなかったけど、とりあえず初ヒメギフチョウを撮りたかった構図で撮れて満足したところでこの産地をあとにしました。

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キブシで吸蜜するシータテハ。越冬個体でしょう。個体数はそこそこ見られました。
好みがあるらしく、シータテハはキブシで吸蜜する個体がほとんどでスミレやカタクリには止まりませんでしたが、ヒメギフチョウもまたキブシには来ませんでした。

この日は他に、ルリタテハ、クジャクチョウ、スジボソヤマキチョウ、コツバメなど、早春羽化するチョウと成虫越冬するチョウが何種か見られました。
キビタキやオオルリ、サンショウクイなど、渡来したばかりの夏鳥たちも、まだ葉の開かない雑木林でその姿を見せてくれました。
穏やかな陽気に春の花々。青空に映える北アルプス。
それなりに満足できる写真も撮れて、いい一日でした。
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by spica_eagle | 2010-05-02 11:43 | むし
2009年 04月 21日

ひなたぼっこ

満開の桜、ぽかぽか陽気。
陽気に誘われ、カメラを片手にお出かけしてきました。
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ひなたぼっこ日和。
考えることは皆同じ。
出てきたのは私だけじゃないようで・・・

「いいお天気ね。お出かけ日和だわ」
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「あら、こんな所に壁が・・・」
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「うぅ~ん、届くかな・・・?」
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「ふぅ、届いたわ053.gif
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このヘビさん、女の子かどうかは分かりませんがw
丸々太った、1.5m近い立派なアオダイショウでした。
くりくり黒目がちなお目々が可愛いですね。
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by spica_eagle | 2009-04-21 21:52 | むし