とり ときどき ヒコーキ

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カテゴリ:野鳥( 26 )


2014年 01月 19日

ツメナガホオジロ

今日はなかなかの荒れ模様なお天気だった訳ですが、「ツメナガホオジロが入っている」という情報につられてフィールドに出てまいりました。
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水田地帯のヒバリの群れに入っているらしいのですが、水田地帯ってもなにしろ広いし、数羽~数十羽のヒバリの群れはそこここで見られます。時折ひどくなる吹雪にツメナガホオジロ探しは難航。。。

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冬の短い日、もういい加減夕暮れも近い時間になって、ようやくそれらしい群れに遭遇。最初は一緒に混じっているカシラダカやオオジュリンと紛らわしくなかなかそれと判別できなかったんですが、スコープを出して丹念に見ていくと、数羽のツメナガホオジロが確認できました♪
ちょいちょい話は聞いていましたが、実は初見です(^^;)
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4,5羽はいたように見えましたが、吹雪の中を絶えずせわしなく動き回っているので正確なところはなんとも・・・。
しかし各個体、ちょっとずつ柄が違うので個体識別できそうな感じでした。
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ちょっと大きめに切り出してみると、名前の通り後指の長いツメもよく分かりますね。
天気が悪くて色の出がイマイチでしたが、後頸と大雨覆の栗色がお洒落なホオジロさんでした。
この調子でユキホオジロでもこないかな~(笑)
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by spica_eagle | 2014-01-19 18:57 | 野鳥
2013年 09月 23日

天高く、鷹渡る秋

せっかくの好天の連休、白樺峠に行ってきました。
ここは秋の鷹の渡りの観察ポイントとして有名なところ。10時頃峠に着いた時には、鷹見のひろばは人でいっぱいでした。

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着いたときには雲が広がり、気温もまだ低め。午前中はサシバ、ハチクマ、ノスリ、ツミなどがぽつりぽつりと渡る程度。時々近くを通過するものの、のんびりとヒマを持て余し気味な時間が過ぎてゆきます。
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標高1600m、見晴らしの良い白樺峠では時々眼下の谷の中をハチクマが抜けていきます。
飛んでいる鷹を上から見下ろすのはなかなか新鮮な感動。
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そうこうしているうちに、昼過ぎには青空が広がりじりじりと暑くなってきました。
渡る鷹の数も次第に増え、ハチクマ、サシバが三々五々西を目指して飛んでいきます。
ひろばの上で旋回したり、近くを通るものも多く、誰からともなく拍手がわき起こる場面もw

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15:30を過ぎる頃からは、北の山並みから続々とサシバの鷹柱がわき上がり、次々と白樺峠の上を過ぎてゆきます。もうとても数えてなんていられません。圧巻。

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今日はいったい何羽の鷹を見たのでしょうかw
個体変異の多いハチクマ、様々なパターンの個体が見られました。
なんとなくの印象ですが、オス成鳥が多く、ハッキリ幼鳥と分かるものは少なかった気がします。もうこの時期には家族群は解消してしまうのでしょうね。

今回初めての白樺峠、若干渡りのピークは過ぎていましたが、それでも数百羽の渡りに遭遇することができてお腹いっぱい。結構満足。これはみんな白樺峠に通いたくなっちゃうのも頷けますw
みんな無事に、南の越冬地にたどり着けますように。そしてまた帰っておいでね。
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by spica_eagle | 2013-09-23 19:20 | 野鳥
2010年 11月 22日

ホシムクドリ

実は、20日にガンたちを見ていたとき、県外から来られた方が「むこうでホシムクドリを見た」と教えてくれました。
早速探しに行ったんですが、逆光な上に大きなエノキの木に入ってしまい、双眼鏡でなんとか点々のある鳥がいるな、くらいにしか確認できずに終わりました。
翌21日も良い天気だったのに仕事で身動き取れず、本日ようやく雨の中探しに行くことができました(^^;

例に漏れずムクドリの群れと行動を共にしているようでしたが、あちこちに熟れた柿のあるこの季節、そこらじゅうにムクドリの小群が動き回っているようでなかなかお目当ての群れに出会えません。
しばらく探し回って、街道沿いの電線に並ぶムクドリの群れの中に、明らかに嘴の細いシルエットが。
群れは集落近くの畑に降りたようなのでそっと見に行ってみると、ツグミやムクドリに混じって地面を掘り返しているホシムクドリにようやく対面できました。
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嬉しい、というより無事発見できたことにホッとしました(^^;
写真も暗くて写りはイマイチでしたが、なんとか撮れただけでも満足です。

2、30羽のムクドリの群れでしたが、少なくとも3羽が混じっていたようです。
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ムクドリと一緒に、何かに驚いては地面から樹上や畑の鉄パイプに舞い上がる行動を繰り返していました。この辺はムクドリと変わらないですね。
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ホシムクドリ自体は3年くらい前に河北潟で見たことがあったんですが、そのときは完全にシルエットのみで全然見た気がしなかったので、今回まがりなりにも全身の白い斑点や紫や緑の光沢のある羽も見ることができて良かったです(^^)

・・・ま、アメリカではドバト並に町中で足下に寄ってくる鳥だったりするんですけどね(^^;)
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by spica_eagle | 2010-11-22 18:26 | 野鳥
2010年 11月 20日

今年も、おかえり!

今日は早起きして、ガンカモ類越冬地の池を見に行ってきました。
4日ほど前に、ハクガン渡来の第一報が入っています。
夜明け直後くらいに池に着いてカメラをセットしていると、ほどなくハクガンたちが朝の食事に出て行きました。
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真っ白な身体を朝陽に染めて、一団となって飛んでいきました。
ちょっとお尻が切れちゃったけど、今年の第一陣は成鳥ばかり17羽でした。

次々と出て行くガンたちを見送ります。
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朝の飛び立ちが一段落したので、ちょっと小鳥などを探しつつ周辺を回ってみることに。
車に驚いたキジが農道を駆けていきました。
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葦原の近くでオオジュリンなど待ちながらのんびり構えていたら、池の奥の方からハイイロチュウヒの♀タイプが飛んできました。
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見ている私のことなど意に介さないようで、芦原や枯れた蓮の上をひらりひらりと舞っています。
時折身を翻して急降下すると、葦原や蓮の影からオオジュリンやタシギの群れが飛び出してきます。
残念ながら狩りは失敗のようでしたが、見えないだけでたくさんの小鳥が潜んでいるんだな~、と改めて実感。
ハイチュウさんはしばらく私の周りを飛び回って楽しませてくれました。
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まだ続く・・・
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by spica_eagle | 2010-11-20 20:21 | 野鳥
2010年 10月 30日

ヘラサギさんが やってきた!

知り合いの鳥屋さんから、ヘラサギが出たらしいので確認してきてほしい旨のメールが。
え?ヘラサギ?クロツラじゃなくて??

仕事も詰まってたので休日出勤の予定を入れちゃってたんですが、気になるので出勤前に確認に行くことにしました。

言われた池には白い鳥がいっぱいです。
秋深まって数が増えてきたコハクチョウさん。隣のグループと小さな諍いの最中でした(^^;)
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ダイサギもいます。渡りのオオダイサギもだいぶ入ってきているようです。
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手前の蓮の葉の上にはチュウサギも。
・・・まだいたのね(^^;)
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パッと見にはいつもと変わらない風景ですが、双眼鏡をだしてのぞいてみると・・・
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いました、いました。
常連の白い鳥軍団に紛れるように、ヘラサギが休んでいます。
どこにいるか分かりますか?(^^)

2羽いました。どちらも初列風切羽に黒いところがあり若鳥のようです。
非常に数の少ない渡り鳥ですが、2羽もやってきてくれるなんてラッキーでした(^^)
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クロツラヘラサギは見たことがありましたが、小さな黒い目がパッチリ見えるヘラサギはとっても可愛らしく見えます♪
世界的にはクロツラヘラサギの方が稀少ですが、国内では比較的渡来の安定しているクロツラに比べ、渡来数が少なく安定しないヘラサギの方が見るのは難しいでしょう。

色も大きさもサギ類によく似ていますが、しゃもじのような嘴を左右に振って歩く独特の採餌方法を見れば違いは一目瞭然。
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立ち姿も、身体を立てて留まるサギ類とは異なります。

連絡を下さった方には「確かにヘラサギでした」と写メを送っておきました。
貴重な情報をありがとうございました♪
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by spica_eagle | 2010-10-30 20:52 | 野鳥
2010年 09月 11日

チュウジシギ

相変わらず節穴さんな私は、今年もジシギを見れずに終わるのか・・・、と思っていた矢先、先輩からの助け船のお陰でようやく秋のジシギを見に行くことができました(^^)
・・・どこにいるか分かります?
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チュウジシギ、だそうです。
目先の黒い線はあまり太くならず、嘴はやや長め。秋は暗色の個体が多い傾向にあるようです。
視線を感じたのか、立ち上がりこちらを気にしています。
たわわに実ったコシヒカリそよぐ、秋の新潟です。
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先輩の車に同乗させて頂いて周辺の田圃でジシギを探しながら、チュウジシギの好む環境や行動の傾向についてレクチャーを受けました。中間的な個体もいるので最終的にはやはり尾羽を確認するまでは断定できないけど、行動や雰囲気だけでもかなりの確率で種を絞り込むことが可能だそうです。私がその域に達するには、まだまだ相当観察し続けないとならないとは感じました(^^;)

畦であたりを警戒するチュウジシギ。
草丈が長くもなく短くもなく、やや乾燥した土手などを好む傾向があるそうです。
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先輩と別れて、しばらく一人でジシギ探し。
今まで全然見つけられなかったジシギですが、コツを教えてもらったお陰かその後も数羽のチュウジシギに対面することができました。・・・もっとも、全部の個体の尾羽が確認できたワケではないので、私のテキトーな識別は当てにならないかもしれませんが(^^;)
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この個体だけが、羽繕いの後伸びをした一瞬、尾羽をチラッと見せてくれました。
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が、私の識別能力では「少なくともチュウジシギではないという手応えはない」という程度にしか分かりませんでしたけども(^^;)
ジシギ類識別の道は、長く険しいのですね。
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by spica_eagle | 2010-09-11 18:39 | 野鳥
2010年 05月 03日

5月3日 佐渡航路 ~復路編~

佐渡航路、復路編です(^^;)
いつものように、行った便で折り返すとんぼ返り観察。
GWの佐渡はいつになく観光客が多く、港のタライ船も賑わっていました。
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フェリーの周りには、観光客が投げるせんべいやかっぱえびせんを狙ってウミネコがまとわりついています。
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10:30、佐渡出港。
滞在時間約1時間。いつものことだけど、ちょっとサミシイ・・・。

出港してまもなく、島を目指して飛んでいく100羽前後のヒヨドリの群れとすれ違いました。
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島が近くに見えるせいか、心なしヒヨドリたちも浮き足だって見えますw
1羽遅れてる子がいましたが、無事島で追いつけるといいなぁ。

復路の海上は非常~に静かでした。
時々ウミネコが船に近寄ってきたり、遠くにアビ類やウトウらしきウミスズメ類が浮かんでいる程度。
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出港から1時間ちょっと経った頃、漂流中のトロ箱に乗っている鳥を見つけました。
アジサシ類のようですが・・・?
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とりあえず写真を数枚撮って、該当しそうなものに頭を巡らせますがなかなか思い当たりません。
まぁアジサシ類なんて種類も多くないし、と見切りをつけ、後でゆっくり調べることにしました。

今度はアジサシの団体さん。
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往路で遙か彼方にアジサシらしき鳥が3羽飛んでいくのを見ましたが、もしかしたら彼らかも。
今更確認するすべはありませんが(^^;

船が本州沿岸に近付くにつれ、オオミズナギドリが増えてきます。
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海上がさらに穏やかになったこともあり多くの個体が波間に降りて休んでいましたが、大型フェリーが近付くとめんどくさそうに飛び立ちました。
海面に彼らの蹴った「足跡」が残ります。
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13:00、程なく直江津港入港。
鯨類も出ず、あまりパッとしないまま復路の観察も終了です。
GWに佐渡から出る人も少ないのか、船内もお客さん少なめで静かでした(^^;)


☆ 航路観察で出会った鳥たち ☆
オオハム?、カンムリカイツブリ、アカエリカイツブリ、ハジロカイツブリ、オオミズナギドリ、
アカアシミズナギドリ?、ウミウ、ヒメウ、アマサギ、ヒドリガモ、
アカエリヒレアシシギ、ウミネコ、アジサシ、ウミスズメ?、ウトウ、
ヒヨドリ

カマイルカ

で、結局アジサシどうなったの?
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by spica_eagle | 2010-05-03 18:25 | 野鳥
2010年 05月 03日

5月3日 佐渡航路 ~往路編~

え~、はじめに・・・
今回は大して鳥も出なかった割に長くなりそうなので前・後編です(^^;)

特に予定もない今回のGW、海況も良さそうだったので今年2回目の佐渡航路に乗ってきました。
書き入れ時のGW、航路も増便されて第1便は朝7時出航です。
港内にはカンムリカイツブリとアカエリカイツブリがいました。他にハジロカイツブリの姿も。
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今回は外洋に出る前から多数のオオミズナギドリが飛んでいるのが見え、期待が高まります♪
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出港して30分程度で、波間にカマイルカ2頭が出現。
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これは♪と期待しましたが、鯨類についてはその後再び10頭前後の群れが遠くに出ただけでした。

長くなるので続きはこちら~
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by spica_eagle | 2010-05-03 16:32 | 野鳥
2010年 04月 29日

出水の鳥たち

ツルで有名な出水ですが、その他の鳥たちもたくさん見られます(^^)
朝食後の鳥見から、ハヤブサ。
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出水平野では体格がやや大きめの、オオハヤブサという大陸系の亜種も越冬に来るそうです。
この個体は亜種ハヤブサのようですが。

公園の生け垣にはスズメの群が来ていました。
垣根の向こうの田んぼにはマナヅルの家族がいたんですが、思いがけず近くに群れるスズメたんにマナヅルは後回しw
スズメかわいいよスズメ(´Д`;)
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夢中でスズメを撮っていたら、一気にスズメが視界から消えました。
何事!?、と思ったら、近くの街路樹にチョウゲンボウが止まっていました。コイツがスズメを狙っていたんですね~。
・・・角度が悪く撮影できなかったので、画像の子は別の個体です(^^;
(まぁ街路樹やら電柱やら、チョウゲンボウはたくさん見かけました(^^;)
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ツル類のたくさんいる東干拓にはツクシガモが。水を張ったツルのねぐらにはツクシガモも出入りしています。
ちょっと距離があったけど、20羽前後の群れが見られました。
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ちょっぴり先の反った嘴、奇抜なカラーリング、イマイチ野鳥らしさに欠けますが(・・・なんかアヒルっぽいんだよな~(^^;)、立派な野鳥です。
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給餌場の近くにはコチドリがいました。
冬ということで真っ先にイカルチドリが頭に浮かびました。でも、なんだか嘴も短いし変なの・・・、と思ってましたが、地元では夏鳥のコチドリも九州では越冬してるんですね~。地元の常識は時に混乱を招きますw
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そのまた近くにはタゲリさん。
順光で見るタゲリの美しさは表現するのが難しいです。
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西国九州では、真冬でも日没は17時半過ぎ。夕焼けの中、塒に帰るツルたちを見送り、本日の鳥見終了です。
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【本日会った鳥たち:1月1日,出水】
カイツブリ、ゴイサギ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ツクシガモ、マガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、
ハシビロガモ、ミサゴ、トビ、ハヤブサ、チョウゲンボウ、クロヅル、ナベヅル★、カナダヅル、マナヅル★、コチドリ、
タゲリ、イソシギ、セグロカモメ、ドバト、ヒバリ、ハクセキレイ、タヒバリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、
カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
以上36種(★は初見の鳥)。
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by spica_eagle | 2010-04-29 21:22 | 野鳥
2010年 04月 26日

ツルの街、出水

2010年、出水の街で新年を迎えました。
さすがはツルの街、宿泊したホテルのロビーにもツルの写真が飾られていましたし、町中の事業所のポスターやら店舗のシャッターやら、いたるところにツルの写真やイラストが使われています。

お天気イマイチでしたが、出水の鶴と初日の出を見るべく、夜明け前にホテルを抜け出しました。
とりあえず、給餌の行われている荒崎のツル観察センターに向かいましたが、その辺の道端の田んぼにも薄暗いながらツルの姿がちらほら見えています。上空にも大きな鳥が編隊を組んで飛んでいくのが見え、話には聞いていましたが本当にツルの個体数が多いことにちょっと驚きます。

観察センター近辺は、朝早くから交通整理の警備員さんが出て車の誘導をしていました。誘導に従い駐車場に車を止め、外に出ると・・・辺りはツルの鳴き声が響き、上空を鈎型に並んだツルの編隊が多数飛んでいます。シルエットと鳴き声こそ違いますが、大きな鳥が編隊を組んで多数飛んでいる光景は、地元のガンのねぐら立ちと大差ないなぁ、と思ってしまいました(^^;
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・・・ご覧のとおり、時折雨の当たる空模様で初日の出は望むべくもなく・・・。
そういえば、昨年も初日の出、拝めませんでしたなぁ・・・(^^;

観察センター裏手の水田ではすでに小麦がまかれた後で、多数のツルが群がり餌をついばんでいました。
憧れのツルの群ですが、いっぱいいすぎてちょっと気持ち悪いくらいです。
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大半がナベヅル、ところどころマナヅルが混じっています。背の高いマナヅルは、ナベヅルの大群のなかでぴょこぴょこと赤い顔を覗かせていました。

とりあえずナベヅル、マナヅルを見れたことに満足し、一旦宿に戻り、朝食を頂きます。
食後のコーヒーもしっかり頂き、再びのんびりと鳥見に入りました。給餌場まで行かなくても、そこらの田んぼに普通にツルがいる光景はなんとも羨ましい限り。
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マナヅルの家族群。2羽の両親が2羽の幼鳥を連れています。
お父さんでしょうか?成鳥の1羽がしっかり辺りを見張っています。

どちらも白とグレーの似たようなツルだと思ってましたが(失礼!)、マナヅルの背から三列風切にかけての青灰色~白色のグラデーションは大変美しいです。
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こちらはナベヅルの家族群。マナヅルよりずっと小柄で嘴も短く、可愛らしい感じがします。
どちらかというと、よく庭園に置いてある鋳鉄(?)のツルの置物のイメージ(笑)
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昼頃からもうひとつの給餌場である東干拓へ。広いせいか、観察センターほどの病的な過密振りは見られませんでした。ツル保護のため一部の農道は立ち入りが制限されていますが、制限範囲が北向きなのでほぼ終日順光で観察できます。

飛翔するナベヅル。
ギアダウン、フラップダウン、着陸態勢です。
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同じく、マナヅル。
シッポが白くないのがおわかり頂けるでしょうか(^^)
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飛翔姿が美しい上、ナベヅルに比べてずっと数が少ないので、マナヅルが飛ぶと多くのカメラマンが一斉にシャッター切りますw

また、東干拓ではナベヅル、マナヅル以外の希少ツル類が観察し易いそうです。監視所の監視員さんも色々と情報を教えて下さいます。私も無事カナダヅルとクロヅルを見ることができました。(クロヅルは・・・遠かったです(^^; )
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カナダヅルのおでこはハート形♪
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西干拓の監視所に、今シーズンの羽数調査の結果が書かれていました。
【12/12 現在】
ナベヅル  9695羽
マナヅル  1932羽
カナダヅル   6羽
クロヅル     3羽
ナベクロヅル  1羽

この羽数調査は地元の中学生やボランティアがカウントしているんだそうです。
ただ、今年はねぐらがばらけてしまって正確なカウントができなかったとか。実際はもっといるだろうというお話でした。

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西干拓の片隅で、標識のついたマナヅルを見つけました。左足には黄色にM78のNo.リング、右足にはトリコロールなカラーリングを装着しています。
山階のHPにはあまり詳しく出ていませんでしたが、国内で標識されたもののようです。ネットで検索してみると「1995年1月21日に足環を付け放鳥されたオス」との記述がありました。するとこの個体はもう15歳以上ということになりますね。2000年から幼鳥を連れてきているそうですが、この時もちゃんと幼鳥を連れており、採った餌を幼鳥に与える微笑ましい光景も見られました。


そうそう、ちょっと気付いたことがあるのですよ。ツルの街・出水には、前述のとおり町中でツルの写真、オブジェ等を見る機会が多いのですが、ことごとくそのモチーフはマナヅルなのです。数の上ではナベヅルの方が圧倒的に多いにもかかわらず、です。
以前北海道の友人に「九州のツル?ああ、汚い方のツルね。」なんて言われたことがあるんですが(九州の皆さん、怒らないでね(^^;、一部の北海道の人が丹頂鶴を過剰に愛しているだけですので・・・)、九州でも「美しい方のツル」と「そうでない方のツル」が何となく区別されている現実を垣間見た思いでした(^^;
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by spica_eagle | 2010-04-26 22:02 | 野鳥