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とり ときどき ヒコーキ

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2010年 05月 02日

スプリング・エフェメラル

春の女神、ヒメギフチョウを見に行ったときに撮れた、スプリングエフェメラルこと春を告げる花々。
スプリングエフェメラルとは「春の儚い命」といった意味合いで、広葉樹林の林床で、広葉樹の葉が茂るまでの短い間に芽を出し花を付け結実し枯れてしまう、春植物の総称です。特に雪国では、雪解けの後一気に林床を花で埋め尽くす様は、雪国の春の喜びや輝きを演出する欠かせない存在です。

スプリングエフェメラルの代表格、カタクリ。
カタクリも日当たりの良いところだけ群落になっていて、大半はまだつぼみ~芽が出たばかりという状態。
新潟の平地ではとっくに終わったというのに、やはり積雪が多かったことが影響しているんでしょう。
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ハルリンドウ
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株が数センチ程度の小さな草花ですが、花はしっかりリンドウの形をしています。
枯れ草にまぎれてひっそりと咲く花は奥ゆかしいですね。

アズマイチゲ
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キクザキイチゲに似ていますが、葉の形が違います。キクザキイチゲは青や白のタイプがありますが、アズマイチゲは白いのしか見ませんでした。

フクジュソウ
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こんなの庭先に植えてあるのしか見たことなかったけど、ここには大群落がありました。ビックリ。
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バイカモ
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林内の小さな川の流れの中にバイカモが生えてました。梅に似た花を付けるので、梅花藻。
花を付ける以上、「藻」ではなくて「水草」ですね(^^;

お馴染み、ミズバショウ
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そしてミズバショウと近縁のザゼンソウ
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ザゼンソウなんて見たことなかったので、ミズバショウの色違い?くらいの認識しかなかったんですが・・・(^^;
実物を見てみると全然別物です。ザゼンソウの仏炎包は肉厚で、花序をしっかり包んでいます。自ら発熱し、雪が残るうちから開花するそうですから、この仏炎包で熱が逃げないように守っているのかもしれません。
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このザゼンソウ群落、国道沿いの「座禅草祭り」ののぼりに誘われて見に行ったんですが・・・
祭りとは名ばかりで、ただ自生地にのぼりが立っているだけというシロモノでした。GWだというのに売店はおろか自販機もなく、当然主催者側の人間もいない・・・。まぁ何でもかんでもイベントに仕立てて変に飾るよりマシかもしれませんが、いろいろな「祭り」があるもんだと感心して帰ってきました(^^;

by spica_eagle | 2010-05-02 23:43 | むし


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