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とり ときどき ヒコーキ

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2010年 09月 11日

チュウジシギ

相変わらず節穴さんな私は、今年もジシギを見れずに終わるのか・・・、と思っていた矢先、先輩からの助け船のお陰でようやく秋のジシギを見に行くことができました(^^)
・・・どこにいるか分かります?
チュウジシギ_c0187989_18424079.jpg

チュウジシギ、だそうです。
目先の黒い線はあまり太くならず、嘴はやや長め。秋は暗色の個体が多い傾向にあるようです。
視線を感じたのか、立ち上がりこちらを気にしています。
たわわに実ったコシヒカリそよぐ、秋の新潟です。
チュウジシギ_c0187989_1844340.jpg


先輩の車に同乗させて頂いて周辺の田圃でジシギを探しながら、チュウジシギの好む環境や行動の傾向についてレクチャーを受けました。中間的な個体もいるので最終的にはやはり尾羽を確認するまでは断定できないけど、行動や雰囲気だけでもかなりの確率で種を絞り込むことが可能だそうです。私がその域に達するには、まだまだ相当観察し続けないとならないとは感じました(^^;)

畦であたりを警戒するチュウジシギ。
草丈が長くもなく短くもなく、やや乾燥した土手などを好む傾向があるそうです。
チュウジシギ_c0187989_1951751.jpg


先輩と別れて、しばらく一人でジシギ探し。
今まで全然見つけられなかったジシギですが、コツを教えてもらったお陰かその後も数羽のチュウジシギに対面することができました。・・・もっとも、全部の個体の尾羽が確認できたワケではないので、私のテキトーな識別は当てにならないかもしれませんが(^^;)
チュウジシギ_c0187989_1993118.jpg

この個体だけが、羽繕いの後伸びをした一瞬、尾羽をチラッと見せてくれました。
チュウジシギ_c0187989_1928310.jpg

が、私の識別能力では「少なくともチュウジシギではないという手応えはない」という程度にしか分かりませんでしたけども(^^;)
ジシギ類識別の道は、長く険しいのですね。

by spica_eagle | 2010-09-11 18:39 | 野鳥


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