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とり ときどき ヒコーキ

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2010年 12月 24日

富山空港より、Merry Christmas!

12月初旬の休日出勤の振替えが取れたので、天気サイアクだったけど富山空港へ出かけてきました。なぜなら今日を最後にウラジオストク-富山便が運休に入るから。搭乗率もさることながら、運行機材であるyak40の老朽化も運休の一因であるようです。なくなる、なくなると以前から散々言われながら飛び続けてきた機体でしたが、いよいよ潮時でしょうか。

とりあえず久しぶりの富山空港、対岸の堤防から出発便の正面を狙います。
富山空港より、Merry Christmas!_c0187989_2132764.jpg

次便のアシアナ航空機がアプローチに入っていたため、RWY20上がりになったみたい。
アシアナ機は新塗装のA321がやってきたけど、絵的につまんなかったので割愛。

対岸の河川敷でカルガモなどを撮りながら、目当てのyak40がやってくるのを待ちます。
対岸から撮ろうか、どうしようか・・・。迷っているうちに雪がはげしくなりみるみる視程低下。返って選択の余地がなくなりましたw
というワケで空港ターミナル側の運動公園でYak40の到着を待つことに。
雪の中、ほぼ定刻どおり最後の定期便・・・になるかもしれないYak40がやってきました。富山ではすっかり馴染みの旧塗装機、RA-87273でした。
富山空港より、Merry Christmas!_c0187989_2142138.jpg


続いて降りてきたのは聞き慣れないコール、見慣れないビジネスジェット。
富山空港より、Merry Christmas!_c0187989_21434980.jpg

B-LIMと読めます。何しに来たのかな?

そんなこんなしてるうちに、ウラジオストク行きの便、つまり最後のyak40が雪の中飛んでいきました。立ち位置&レンズ選択失敗して真横はハナだけ(泣)
雪に煙る後追い姿だけ・・・。
富山空港より、Merry Christmas!_c0187989_21552569.jpg


次に降りてきた羽田便はモヒカンでした。雪で視程が悪く、すぐ近くに来るまで全く気づかず(^^;)
富山空港より、Merry Christmas!_c0187989_21573564.jpg


yak40が上がった時点で帰るつもりだったんだけど、モヒカンが来たんじゃ仕方ない。ここでようやくターミナルの送迎デッキに上がってみることに。
平日ながら最後のYak40運航日とあって、顔なじみも含め県内外からたくさんのマニアさんが来ておりました。
ご挨拶もそこそこに、雪の中防氷液をかけてもらうモヒカンを激写。
富山空港より、Merry Christmas!_c0187989_2221399.jpg

やがてプッシュバック。対岸はすっかりかすんで見えず、衝突防止等だけが眩しく光っています。
富山空港より、Merry Christmas!_c0187989_223779.jpg

この後、だんだん激しくなる雪と日没間際の暗さで滑走路に出た機体はうっすらとしか見えず、離陸はもう眺めてただけでした(^^;)

おまけ

# by spica_eagle | 2010-12-24 21:23 | 飛行機
2010年 11月 22日

ホシムクドリ

実は、20日にガンたちを見ていたとき、県外から来られた方が「むこうでホシムクドリを見た」と教えてくれました。
早速探しに行ったんですが、逆光な上に大きなエノキの木に入ってしまい、双眼鏡でなんとか点々のある鳥がいるな、くらいにしか確認できずに終わりました。
翌21日も良い天気だったのに仕事で身動き取れず、本日ようやく雨の中探しに行くことができました(^^;

例に漏れずムクドリの群れと行動を共にしているようでしたが、あちこちに熟れた柿のあるこの季節、そこらじゅうにムクドリの小群が動き回っているようでなかなかお目当ての群れに出会えません。
しばらく探し回って、街道沿いの電線に並ぶムクドリの群れの中に、明らかに嘴の細いシルエットが。
群れは集落近くの畑に降りたようなのでそっと見に行ってみると、ツグミやムクドリに混じって地面を掘り返しているホシムクドリにようやく対面できました。
ホシムクドリ_c0187989_21462544.jpg

嬉しい、というより無事発見できたことにホッとしました(^^;
写真も暗くて写りはイマイチでしたが、なんとか撮れただけでも満足です。

2、30羽のムクドリの群れでしたが、少なくとも3羽が混じっていたようです。
ホシムクドリ_c0187989_21485272.jpg


ムクドリと一緒に、何かに驚いては地面から樹上や畑の鉄パイプに舞い上がる行動を繰り返していました。この辺はムクドリと変わらないですね。
ホシムクドリ_c0187989_21505613.jpg


ホシムクドリ自体は3年くらい前に河北潟で見たことがあったんですが、そのときは完全にシルエットのみで全然見た気がしなかったので、今回まがりなりにも全身の白い斑点や紫や緑の光沢のある羽も見ることができて良かったです(^^)

・・・ま、アメリカではドバト並に町中で足下に寄ってくる鳥だったりするんですけどね(^^;)

# by spica_eagle | 2010-11-22 18:26 | 野鳥
2010年 11月 20日

今年も、おかえり!

今日は早起きして、ガンカモ類越冬地の池を見に行ってきました。
4日ほど前に、ハクガン渡来の第一報が入っています。
夜明け直後くらいに池に着いてカメラをセットしていると、ほどなくハクガンたちが朝の食事に出て行きました。
今年も、おかえり!_c0187989_9454464.jpg

真っ白な身体を朝陽に染めて、一団となって飛んでいきました。
ちょっとお尻が切れちゃったけど、今年の第一陣は成鳥ばかり17羽でした。

次々と出て行くガンたちを見送ります。
今年も、おかえり!_c0187989_9474835.jpg


朝の飛び立ちが一段落したので、ちょっと小鳥などを探しつつ周辺を回ってみることに。
車に驚いたキジが農道を駆けていきました。
今年も、おかえり!_c0187989_9513294.jpg


葦原の近くでオオジュリンなど待ちながらのんびり構えていたら、池の奥の方からハイイロチュウヒの♀タイプが飛んできました。
今年も、おかえり!_c0187989_954593.jpg

見ている私のことなど意に介さないようで、芦原や枯れた蓮の上をひらりひらりと舞っています。
時折身を翻して急降下すると、葦原や蓮の影からオオジュリンやタシギの群れが飛び出してきます。
残念ながら狩りは失敗のようでしたが、見えないだけでたくさんの小鳥が潜んでいるんだな~、と改めて実感。
ハイチュウさんはしばらく私の周りを飛び回って楽しませてくれました。
今年も、おかえり!_c0187989_9574643.jpg


まだ続く・・・

# by spica_eagle | 2010-11-20 20:21 | 野鳥
2010年 10月 30日

ヘラサギさんが やってきた!

知り合いの鳥屋さんから、ヘラサギが出たらしいので確認してきてほしい旨のメールが。
え?ヘラサギ?クロツラじゃなくて??

仕事も詰まってたので休日出勤の予定を入れちゃってたんですが、気になるので出勤前に確認に行くことにしました。

言われた池には白い鳥がいっぱいです。
秋深まって数が増えてきたコハクチョウさん。隣のグループと小さな諍いの最中でした(^^;)
ヘラサギさんが やってきた!_c0187989_20594633.jpg

ダイサギもいます。渡りのオオダイサギもだいぶ入ってきているようです。
ヘラサギさんが やってきた!_c0187989_210337.jpg

手前の蓮の葉の上にはチュウサギも。
・・・まだいたのね(^^;)
ヘラサギさんが やってきた!_c0187989_2121416.jpg


パッと見にはいつもと変わらない風景ですが、双眼鏡をだしてのぞいてみると・・・
ヘラサギさんが やってきた!_c0187989_21397.jpg

いました、いました。
常連の白い鳥軍団に紛れるように、ヘラサギが休んでいます。
どこにいるか分かりますか?(^^)

2羽いました。どちらも初列風切羽に黒いところがあり若鳥のようです。
非常に数の少ない渡り鳥ですが、2羽もやってきてくれるなんてラッキーでした(^^)
ヘラサギさんが やってきた!_c0187989_2142769.jpg

クロツラヘラサギは見たことがありましたが、小さな黒い目がパッチリ見えるヘラサギはとっても可愛らしく見えます♪
世界的にはクロツラヘラサギの方が稀少ですが、国内では比較的渡来の安定しているクロツラに比べ、渡来数が少なく安定しないヘラサギの方が見るのは難しいでしょう。

色も大きさもサギ類によく似ていますが、しゃもじのような嘴を左右に振って歩く独特の採餌方法を見れば違いは一目瞭然。
ヘラサギさんが やってきた!_c0187989_21123898.jpg

立ち姿も、身体を立てて留まるサギ類とは異なります。

連絡を下さった方には「確かにヘラサギでした」と写メを送っておきました。
貴重な情報をありがとうございました♪
ヘラサギさんが やってきた!_c0187989_21153786.jpg


# by spica_eagle | 2010-10-30 20:52 | 野鳥
2010年 09月 11日

チュウジシギ

相変わらず節穴さんな私は、今年もジシギを見れずに終わるのか・・・、と思っていた矢先、先輩からの助け船のお陰でようやく秋のジシギを見に行くことができました(^^)
・・・どこにいるか分かります?
チュウジシギ_c0187989_18424079.jpg

チュウジシギ、だそうです。
目先の黒い線はあまり太くならず、嘴はやや長め。秋は暗色の個体が多い傾向にあるようです。
視線を感じたのか、立ち上がりこちらを気にしています。
たわわに実ったコシヒカリそよぐ、秋の新潟です。
チュウジシギ_c0187989_1844340.jpg


先輩の車に同乗させて頂いて周辺の田圃でジシギを探しながら、チュウジシギの好む環境や行動の傾向についてレクチャーを受けました。中間的な個体もいるので最終的にはやはり尾羽を確認するまでは断定できないけど、行動や雰囲気だけでもかなりの確率で種を絞り込むことが可能だそうです。私がその域に達するには、まだまだ相当観察し続けないとならないとは感じました(^^;)

畦であたりを警戒するチュウジシギ。
草丈が長くもなく短くもなく、やや乾燥した土手などを好む傾向があるそうです。
チュウジシギ_c0187989_1951751.jpg


先輩と別れて、しばらく一人でジシギ探し。
今まで全然見つけられなかったジシギですが、コツを教えてもらったお陰かその後も数羽のチュウジシギに対面することができました。・・・もっとも、全部の個体の尾羽が確認できたワケではないので、私のテキトーな識別は当てにならないかもしれませんが(^^;)
チュウジシギ_c0187989_1993118.jpg

この個体だけが、羽繕いの後伸びをした一瞬、尾羽をチラッと見せてくれました。
チュウジシギ_c0187989_1928310.jpg

が、私の識別能力では「少なくともチュウジシギではないという手応えはない」という程度にしか分かりませんでしたけども(^^;)
ジシギ類識別の道は、長く険しいのですね。

# by spica_eagle | 2010-09-11 18:39 | 野鳥